趣味の統計

心理統計のはなし(偏差への偏愛ともいう)。Web上に散らばっている「アンケート」へのつっこみ。その他。

サイコロシミュレーション

アニメーションによる統計学

前の記事で、アニメーションによる統計学習について書いています。
almondfish.hatenablog.com
ここでちょっとだけ紹介していた「サイコロシミュレーション」をアップデートしました。

サイコロシミュレーション 試作品2

almondfish.starfree.jp
同時にふるサイコロの数(最大10)、試行回数(最大100)、アニメーションの速度を4段階から指定し、Start ボタンを押すとシミュレーションをはじめます。ただ一様乱数で出目を決めているだけなのですが、意外なくらいに同じ目が並んだり、同じ目が続けて出たりしますね。試してみてください。
指定した回数だけ試行が終わると、目の平均値のヒストグラムと記述統計を出力します。画像は、サイコロ6個、試行回数20回でシミュレーションしたときの結果です。同じ指定でも、シミュレーションするたびに結果は異なります。

ローデータとスクリプトも掲載

画像には入れませんでしたが、下の方に、ローデータ(つまり、シミュレーションで発生させたデータ)と、それを R で分析するためのスクリプトを表示しています。R で同じ記述統計の結果が出ることが確認できるはずです。
どうぞ、お試しください。
お気づきの点、感想などありましたら、コメントいただけると嬉しいです。