アニメーションによる統計学習
シミュレーションによる統計学習
しばらく放っておいた書籍をやっとちゃんと読み出しました。
www.hanmoto.com
たとえば、大数の法則とか、中心極限定理とか、統計学には難し気な名前の法則やら定理やらが出てきますが、実際に乱数を発生させてシミュレーションしてみると、なあんだこういうことを言っているのか、とわかることがあります。
その「分かり方」は、数式をもとに原理的に理解する「分かり方」と同じではないでしょう。しかし、訳も分からないまま先に進むよりも、ずっと安心してその後の学習を続けられるように思います。
この本ではR用いたシミュレーションによる統計学の理解を紹介してくれています。一方、私はこのごろ、Javascriptとp5.jsをもちいたアニメーションで、数式と文章による説明ではない統計学の学習ができないかを模索しています。そこで、この本で紹介されているシミュレーションを、Javascript+p5.jsに移植して、「Web上での、シミュレーション+アニメーションを通した統計学の学習」ができないかを考えてみたいと思いました。
ということで、「アニメーションによる統計学習」というタグで、何回かここに書いていこうと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
手始めにサイコロのシミュレーションを
手始めに、おそらくどんな統計学の入門書にも登場するであろう、サイコロのシミュレーション(+アニメーション)を作り始めました。まだ試作品0なので、ただサイコロを振っているだけですし、アニメーションもはっきり言ってしょぼいのですが、これをもとに、だんだんそれらしいものができたらいいな、と思っております。
どうぞご覧ください。
almondfish.starfree.jp