いいテキストエディタ(macOSで動作する)はないだろうか。
Windowsを使っていたときには、テキストエディタを2種類+1種類使っていた。
ちょっと紹介してみよう。
(1) Notepad++
このエディタは、主に、自分が管理しているWebサイトのHTMLファイル、そこで動作させるJavascriptファイル、CSSファイル、Rのスクリプトなどを編集するのに使っていた。当然だが、それぞれの言語に合わせてキーワードなどを色分けしてくれるし、中かっこで囲まれた部分({ ... }みたいな)を折りたたむこともできた。
だから、Javascriptファイルを書いていて、もう編集しなくて良い関数を、関数名だけ見えるようにして折りたたんだり、折りたたんだ拍子に意図しない範囲までたたまれてしまって、そのことがきっかけでカッコが対応していないことに気づいたり、まあいろいろと助かった。
残念ながらアウトラインの編集はできなかったが、折りたたみの機能がよくできていたので困らなかった。何より動作が軽いのがよかった。しかし、最大の問題点は、対応OSがWindowsであることだ。macOSで使えない。残念だ。
(2) 秀丸エディタ
このエディタは、MS-DOS時代からずっと開発が続けられていて、相当長いこと使っておられるユーザもいらっしゃるはず。私はWindows10になってから導入し、あれこれ記事を読んだすえに、マークダウンっぽい動作をさせることができ、数年間愛用してきた。
自分であれこれ設定しないといけないところは、なんというか、玄人好みの感じがするのだが、わたしは、行頭文字でレベル1〜3の見出しを設定すると、その行に背景色がつくように設定し、アウトラインも一段下がるように設定して使っていた。卒業論文の下書きもこのエディタで書いたので、そういう意味でも思い出深い。
そして優れているのは、ブロックごとに(つまり、特定の見出し3とその下の本文、というブロック)、本文を折りたたむこともできるし、アウトライン部分から、ブロックごと別の場所に移動することもできる。要するに、アウトラインエディタとしても使えるのだ。これはすごい。
この機能のおかげで、最初のKindle本の原稿を、ブログの記事を元に書いたが、登校日で検索して見出し文字を設定するとか(これでアウトラインに記事見出しが並ぶ)、不要な記事をまとめて削除するとか(アウトラインの見出しを選択して削除すればかんたん)、記事の順番を入れ替えて(アウトラインをドラッグするとこれもかんたん)、内容ごとに大きなまとまりをつくるとか(レベルを1つ挙げて見出しを挿入すれば良い)、まあ捗った。
もちろん、文章を書き直す作業がそのあと数ヶ月続いたのだが、この編集機能の力強さがなければ、全体を見通して書き直す作業に行き着く前に、力尽きていたかもしれない。ありがたい。
しかあーーし。このソフトも基本的にはWindows対応である。macOSのなかにWindows環境を作ると動作するなどと書かれているが、いやあ、それはやらないかなあ。なんとなく。
(3) VS Code
おなじみのアレである。ダウンロードサイトのリンク必要?
これはいまでも使っている。というか、Notepad++が使えないことと、GitやGithubと連携する必要があることから、VS Codeを使っている。なんてったって、Gitのコマンドを打たなくたって(git cloneは打つんだけど)、addしてcommitしてpushするまでこれだけでできるんだから、楽なことこのうえない。ブロックごとにたためるし、アウトラインは使えないっぽいけど、細かいこと気にしないなら優秀だし。
といっても、macOS対応の、アウトラインをぐりぐり触れるエディタはないのかあ〜〜!
絶賛募集中です。
(4) CorEditor
というわけで、現在はCotEditorというのを使ってます。この先ずっと使うかどうかはわからないけれど、拡張子が.txtのままでも、マークダウンファイルだよ、と指定すると、アウトラインを描いてくれる。でも、ドラッグしてもアウトラインが動かないのが残念。
あと、日本語入力周りは、Windowsふうのキー操作に設定して使っているけど、標準機能以外に、使いやすいのがあるのかなあ、と思案中。Googleのがいいらしいという噂をきいたけど。まだ思案中です。
というわけで、macOSでうごく、CotEditorよりも私好みの(ここが一番ハードル高いかも)エディタはありませんか?